■設計者の皆様方へ ※オーダーされる前に必ずお読みください※不明点等ございましたらお気軽にお問い合せください。
■施工業者の皆様へ ※施工される前に必ずお読みください※不明点等ございましたらお気軽にお問い合せください。
- デザインにより必要枚数を決定します。端部の調整用も考慮して数量を拾い出しましょう。
- あらかじめ、施工する面に合わせて仮並べを行い墨出しを行います。
- なるべく中央から貼り始め、両隅で必要に応じパネルをカットして調整します。
- 接着剤・両面テープ等を併用し施工します。
※ピンタッカーでの固定を推奨します。
必要に応じ、巾木等見切り材をご使用ください。(現場調達品)
施工前のご注意
- 施工前の保管に際しては平らな場所に平積みしてください。立てかけや、凸凹な面での平積みは反りの原因になります。
- 火気の近くや、水・油等がかかるような場所には施工しないでください。火災や変色・変質の原因になります。
- 現場で塗装される場合は、あらかじめ不要な端材等に試し塗りを行って塗装の状態を確認してから行ってください。
- 着色塗装品の追加発注の場合は必ず先分端材を色手板としてお送りください。なるべく近似となるよう塗装いたします。手板なき注文追加の場合色違いになる恐れがあります。
- 商品の取り扱いには充分注意してください。パネルを破損して使用不能になることがあります。
合板タイプ
1.下地の加工
※下地に含水率の高い材料を使用すると、突板表面がシミになる場合があります。充分乾燥した材料をご使用ください。
※石膏ボードか合板を使用する場合、胴縁は必要ありません。
下地材は、図のように組んでください。または、下地材を石膏ボードか合板で仕上げますと、表面を平滑に仕上られ簡単に施工できます。
2.割付・施工
壁間や天井の高さを測り、ボードを仮並べして色・柄のバランス、収まりを確認してください。ボード幅は606mmです。まわりの色・柄と合いにくい場所は目立たない場所にご使用ください。ボードを切断して使用する場合は、小口面をボードと同じ色合いで塗装してください。
色・柄のバランスと納まりを確認しましたら、施工します。美しく仕上げるため、接着剤のみの施工をお薦めします。
〈現地調達品〉
・接着剤:ゴム系または酢ビ系
・釘:接着剤のみの場合=仮釘
・接着剤と釘を併用する場合=釘頭が目立ちにくい、かくし釘やカラーネイルをご使用ください。
〈推奨品〉
両面テープと接着剤を併用する場合
●ボンドKU910 ●ボンドTMテープW1-20 または同等品をご使用ください。
フィニッシュネールと接着剤を併用する場合
●ボンドPX2000 ●各種フィニッシュネール または同等品をご使用ください。
フィニッシュネールと酢ビ系接着剤を併用する場合
●ボンド木工用速乾またはボンドNEWCH18 ●各種フィニッシュネール または同等品をご使用ください。
※両面テープやフィニッシュネールの他、仮止め釘もご使用頂けます。
3-1《ボードを目すかしで施工する場合》
ボードを目すかしで施工します。受け材がボード継ぎ目部分にあることを確認してください。貼る際に、ボードの隙間が一定になるように、順序よく施工してください。接着剤のみで使用される場合は、接着剤が固まるまで仮止め用釘で固定してください。隙間部分から接着剤がはみ出た場合は、その部分が変色することがありますので、すばやく拭き取ってください。目すかしの下地部分に市販のテープ(現地調達品)または色付けなどを施しますと美しく仕上がります。
3-2《ボードを突きつけ施工する場合》
ボードを突きつけで施工します。受け材がボード継ぎ目部分にあることを確認してください。順序よく施工してください。
接着材のみで使用される場合は、接着剤が固まるまで仮止め用釘で固定してください。接着剤がはみ出た場合は、その部分が変色することがありますので、すばやく拭き取ってください。
天井材としての施工も同様に行ってください。
オードの継ぎ目部分は、受け材があることをご確認ください。
不燃タイプ
1.下地の加工
- 天井:野縁受けは455mm間隔に組み、これと直交させて板野縁を455mm間隔に組んでください。
- 壁:間柱は455mm間隔とし、これと直交させて胴縁を300~455mm間隔に組んでください。
2.割付・施工
切断はボードカッター、丸鋸用いて行います。
3.取付
- 釘打ち又はビス工法
亜鉛メッキ太平頭釘、カラー釘又はタッピングねじで取付けてください。
釘又はねじ打ちピッチは150mm以下としてください。 - 接着工法(壁のみ)
酢酸ビニル系樹脂又は無機系接着剤を、下地に150mm間隔に点状塗布し、接着硬化剤まで仮押さえにより圧着してください。接着剤の塗布量は150g/㎡とします。
4.目地処理
目地は突き付けを原則とします。目透かしの場合は不燃材料の敷目板を敷くか、又は金属ジョイナーを使用してください。
5.無塗装品を現地で着色塗装する場合
※台所など火気の使用頻度の高い場所には、ご使用を避けてください。コンクリート下地への施工は避けてください。