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「廃棄食材から+1」~第2回 簡単おつまみ~

2021年の夏も猛暑日が続き、厳しい暑さとなっています。少しでも快適に過ごす為に、一日の終わりには冷えたビールで疲れを癒す方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はシリーズでお送りする「廃棄食材から+1」の第2回として「簡単おつまみ」を紹介いたします。普段廃棄している食材からもう一品、今回も手軽に美味しく賢く栄養を摂取していきたいと思います。

廃棄食材といえば?

 普段の生活の中で、食べられるけど捨てているものといえば、野菜や果物の皮がありますよね。野菜や果物にはファイトケミカルが含まれており、特に皮の部分には多く含まれるそうです。私たちにとって健康的な生活に欠かせないものです。

ファイトケミカルとは?

ファイトケミカルとは植物性食品に含まれる香り、色素、苦み、渋みなどの成分から発見された化学物質のことです。(植物性食品:野菜、果物、穀類、豆類、海藻、お茶、ハーブ)

ファイトケミカルについて詳しくは→「「廃棄食材から+1」~第1回 ベジブロス

まだまだ研究中でわかっていないことも多いようですが、私たちが健康に生活するために、積極的に摂取したほうがよいものが沢山あるようです。

野菜や果物の皮やヘタに多く含まれているのファイトケミカル。今まで捨てていた皮やヘタから、どんどんファイトケミカルを摂取していこうと思います。

ファイトケミカルを廃棄食材から賢く摂取しよう(おつまみ編)

今回は普段の料理の際に捨てずに取っておいた野菜の皮やヘタなどを使用して、簡単おつまみ2品を作ってみました。

《大根の皮ベーコン巻

【用意するもの】

  • 大根の皮 
  • ベーコン
  • とろけるスライスチーズ
  • 黒胡椒
  • ごま油

【作り方】

  1. ① ベーコンに大根の皮、スライスチーズを乗せクルクルと巻き、楊枝で止める
  2. ② 黒胡椒を適量かける
  3. ③ フライパンにごま油をひき、良い色になるまで弱火でじっくり焼いて出来上がり

※ごま油は焦げやすいので、少な目に使ってみてください。大根の皮の辛味がほんのり感じられて、カリカリ感がアクセントになっています。皮を使うから美味しいと言えるレシピです。

《ブロッコリーの芯と人参の皮のきんぴら》

【用意するもの】

  • ブロッコリーの芯
  • 人参の皮
  • 鷹のつめ
  • 白ごま
  • 醤油
  • みりん
  • ごま油

【作り方】

  1. ① ブロッコリーの芯は皮を剥いて細切りにする
  2. ② 人参の皮も細切り
  3. ③ ごま油で①、②を炒める
  4. ④ お好みで鷹のつめも入れる
  5. ⑤ 醤油、みりんで味付け
  6. ⑥ 盛り付けたら白ごまをふりかける

とても簡単に出来ます。ピリッとしていますのでビールがすすみます。

★おまけのレシピ

《とうもろこしの皮とひげのお茶》

【用意するもの】

・とうもろこしの皮(柔らかい部分)とひげ

【作り方】

  1. ①とうもろこしの皮とひげを3㎝位にカットする
  2. ②天日干しにする(カラカラになれば0K)
  3. ③フライパンで乾煎りする
  4. ④冷めたら揉む
  5. ⑤ポットに入れてお湯を注ぐ(お茶のパックに入れて煮だしても良し)

夏は冷房で手足が冷えてしまうことも多いですよね。ひげの部分にはむくみを取ってくれる利尿作用があるようです。ぜひ夏野菜代表とうもろこしの皮とひげのお茶を飲んで、身体を温めてください。天日干しはこの暑さのお陰で、あっという間に完成します!乾煎りの具合や煎れる時間を調整してお好みの濃さを探してみてください。

さいごに

 今回も廃棄食材から+1と題して、普段捨てている野菜の皮や芯から栄養を摂取しました。

いつもは控えるおつまみも罪悪感なくいただけますね。おつまみからも賢く栄養をいただいて、まだまだ続きそうな暑い夏を元気に乗り切りましょう。


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